ごきげんよう
盛岡駅バス停前のすずらん 2024/5/9
帰阪の日、盛岡駅前のリムジンバス停の植え込みで、心地よいすずらんに出会いました。関西にいますと、こんな集団のすずらんに出会う事はまずありません。少し肌寒い空気の流れにヒラヒラと揺れてそれはそれはかわいい花姿でした。
毎度毎度、同じ表現ですが、盛岡はゆったりと優しい街です。
元岩手めんこいテレビアナウンサーの落合昭彦様によりますと
『岩手の人は昔から自然界や身近な所に全て神の存在を感じて生きて来たのだなと思っています。岩手言葉の中にも神の存在の身近さを推察させるものが多く見られます』と表現なさっておられます。
【さ】は田んぼの神様
【早降りサオリ】田植えの前に神様が降臨なさる
【早昇り】無事作業が終わって神様が帰って行くこと
【早苗饗サナブリ】田植えのシーズンが終わって一段らくして慰労会をする
神と共に生きる岩手人が代々受け継いできた奥深い物語を、田に水が入り田植えが始まるこの季に感じてみましょう。私達、お米の国のヒトなんですから。私達、お箸の国のヒトなんですから。
2024/5/9 by tayu