思いの一筆

2024年8月

カナダ バンクーバー

部分的には、時代の進行による変化ごとが急激でありますので、世の中には不安になる人が多くなったと感じます。又、情報も360°周囲全体から矢のように飛び込んでどれが正しいのか、どの情報がニセモノなのか、判断さえつきにくくなっております。
自分を俯瞰して見て一呼吸おいて冷静に対応することが肝心であります。特に過渡期にあたる今は情報も社会も経済も

  • 魑魅魍魎ちみもうりょう跳梁跋扈ちょうりょうばっこ

する様ですから、『要慎』薄氷歩行であります。

害悪を越えた化け物、得体の知れない異様極まるものが蔓延はびこる、のさばるという意味です。悪だくみ・ルールを無視して粗暴に振るまうようなことに巻き込まれたり振り回されたりしないよう『要慎』であります。人を騙す、命を奪う、好き勝手すぎる生き方、環境破壊、人間のエゴむきだし・・・全て人間が招くことです。
心の声に耳をふさぎ、滅私奉公し努力する人こそ立派と言われた時代でしたから、せめて辛いことに耐えることを心の満足としました。しかしながら、今では人は心底好きなことしかしなくなり、仕事・職業の有り様も趣味か仕事か区別がつかないという様に意識も変化していっています。
又、時代の移行時には戸惑う人が増え、さらには「これからどうしたら良いのか分からない」人も増えていくでしょう。苦悩や戸惑いは人間の成長にとって必要なことかもしれません。ですから、以上の過渡期である事を含んで言えますことは

  • 自分の人生に他人を介入させない(自立)
  • 他人の人生に介入しない(お節介禁止)
  • 人生は自分のものです(精魂・精心の時代)
  • 自分に正直に本音で生きる(ウソ・ごまかしができない時代)

と決めたらきっと楽しく豊かで生きやすい気がしてなりません。