2024年8月
夕焼け富士山
『勉強』は社会に出て自立する為にしないよりはした方がよい、未来の選択肢を広げる為にしないよりはした方がよい、自分の土台を満たす為にしないよりはした方がよい、と質問を受けた時に私はお応えしております。(子供達の前では)
戦後の日本社会、日本経済の有り様が「稼ぐ・儲ける」の一色になりました。その事に伴い社会的価値が、高学歴・大会社・大きな家・良い車etcと大きいものや豪華なものに人々の目が向きはじめ、その達成手段として「勉強勉強」と叫ばれるようになりました。結果、大かたの部署には、その道に学問の研鑽を積み、極めた高学歴のエキスパートが持て囃される時代が、今日まで続いております。
パンデミック後、社会の制度やシステムがデジタル化に変化し、旧来の秀才タイプの高学歴者を押し、俗に言う一般社会に潜んでいた天才タイプの若者が、次々と速いサイクルでIT・AI・デジタル界で仕事をすることになりました。才覚次第では学生時代から起業して広く社会にアピールしたり、またPC・スマホ・AI・ロボット・仮想空間など広く、ビジネス業界・医療界などにテクノロジー・デジタル化の流れが進行しています。就業環境に於ては、雇われて給料を貰う、いわゆるサラリーマン形態から、"得意"を前面に打ち出し起業した会社・自営業主が躍進するような形態へと移行するのではないかと感じております。(私は新しい時代へのツールマスターに必死であります。)
世の中がお金儲けにだけ走りすぎ、人間・命・人間存在を尊ぶことを忘れて暴走してしまった状態をリセットするには、恐らく"今、この時"が絶妙のタイミングなのでしょう。きっと、今後の展望として、「お金儲け」だけの仕事は国民から離れ、或は消え、人も喜び自分も喜べる、よりよいサービスとアイデアの提供に、人々が「ワクワク樂し」と群がり繁栄を続けていくように考えます。満足したり安定してしまうと、その時点で進化・進可は消極性を帯びます。「新しいことにも、果敢に挑戦する」という氣持ちを取り入れることが必要なこの過渡期は、特に「慣れ」まで時間を取られ忙しく感じるでしょうが、実生活日常は便利にもなります。"氣持ちの取り入れ"をしないでいますと、少し不自由にもなりましょう。
兎に角、
デジタル化がさらに進んで参ります。進めば進むほど、精魂・精心に趣を傾けて生きることに舵切り致しましょう。
いよいよ「精心の時代」になるとMWO OS理論では伝えています。
東西明王堂 鯉池