つぶやき by Tayu

つぶやき

ごきげんよう

雪の御嶽山に朝陽が優しい

更新を長らく休みました。『巳酉丑』の作成と手渡しと発送、日々目の前の仕事の消化に努めておりました。本日で発送完了となり、私にとりましての一大イベントが無事終わりました。多くのご注文を頂きまして、心底感謝申し上げます。


『巳酉丑』は今年1年間の塵穢れの大掃除をして、来たる年をサラッピンでお迎えして頂ければという気持ちを乗せて、先生が理論に纏められた僅かな箇所から意味を拾って『手書き』をし大晦日にお焚き上げを致すものです。お陰様で先生の仕事を『更新』しながら継続に至っております。『巳酉丑』のお焚き上げはいかにも日本的でありまして、且つ、皆様個人の霊性に深く根差した営みと捉えて挑んでおります。そして、この1ヶ月、先生や多くの見えないサポートさんに見守って頂けて感謝であります。


誰かに代わってもらえない

機械化も出来ない

意味がわからない人には永久に分からない


それでも書き、継続する行為はパワーを要します。この様に継続して来られましたのは、勿論、対価を頂いておりますが、続けているうちに『世が応じてくれた』、『この世に生きているものがきちんと地に足をつけて、続けるための巡り』であったから今年も無事に完了したのだと思っております。


年の瀬のこの一大イベントには愛が乗っています。この愛は時に『ありがとう』と言える形で届き、時に『助かりました』と頭を下げられる形で届きます。その『愛』は使い切って、そしてまた、サラッピンで新たな年迎えが出来ます様にと行き交う『愛』だと考えます。いつまでも作成にも結果にも執着しません。それは『愛』だからです。



今年を終える魂と次の年を迎える魂が戸口ですれ違う様な大晦日の光景、一日にとりましては『お疲れさん』が帰られ『また、明日さん』が来られる、そんなこんな肩の凝らない『巳酉丑』として捉えて頂ければ幸甚に存じます。        2025.12.25  by   tayu