ごきげんよう
明日は節分ですね
暦の上で季節が切り替わる事を、案外、理屈ではなく感覚的に受け取っている様に思います。今や寒さの底にありながら、どこかで「もうすぐ春だなぁ」と思わせる空気の変化や、日差しの角度や、風の強弱や、世の中の出来事・気配等を楽しんで味わっている私がいます。冬から春へと向かうこの時期は、心身ともに最も「切り替え」を意識させられるタイミングでもあり『気合い』も必然的に入ります。
節分とは、本来「季節を分ける日」を意味し、立春・立夏・立秋・立冬の前日すべてを指す言葉だったという。だが今では、立春の前日、すなわち冬と春の境目を示す日として定着している。それはきっと、この切り替わりが一年の中でも特に大きく、且つ、多くの人が感じ取りやすいからなのだろうと考えます。
節分に行われる豆まきは、鬼を追い払う行事として知られています。鬼とは、目に見える存在ではなく、病、災い、迷い、怠り、不安といった、心身に入り込む「好ましくないもの」の象徴だと言われてきたました。「鬼は外、福は内」という言葉は、単なる掛け声ではなく、自分自身に向けた宣言のようにも聞こえます。「鬼は家から外にお出かけください。福は鬼が入る隙がないほど、この家内にいらっしゃってください」って。「鬼も内、福も内」とは先生の洒落た表現でした。家内の諸悪を退治する鬼が要る、追い出したらあかんよーって(笑)
一年の始まりを元日とするなら、節分は「もう一つの区切り」なのかもしらません。大晦日に当たりましょうか。ならば、ここまでを振り返り、要らないものを手放す『見えないものの大掃除』の日にもなりましょう。私は、毎年、次へ進むための『余白を作る日』、空っぽにできるだけしたい日と捉えています。
春は、何かを始める季節です。『はじまり、はじまり〜』の季節です。新しい氣の流れを迎えるには、先ずは、その前に、寒さに手伝って貰いながら、氣引き締める最善のタイミングが『節分』ではないかと思っています。 2026.2.2 by tayu