つぶやき by Tayu

つぶやき

ごきげんよう

細字孔文堂 2023/6/6

細字孔文堂様は、創業天正年間に織田信長・豊臣秀吉と言った天下人に選出された判木師を血筋として今にあります。明治維新により新たに発足する日本銀行券の総裁印作成を依頼され作成された伝承がございます。現在の紙幣にも印されています『総裁之印』はこのころから印影が変わることなく使い続けられています。現在も機械による彫刻は行われずすべてが手彫りでございます。印影は依頼者様をイメージされ独創豊かなものであり(童謡七つの子や赤い靴のメロデーが流れてきたお方もあると聞いたことがございます)他の印章メーカーではまねができない絶品であります。(ホームページより一部借文)


全国の多くの会社社長様、個人様の実印・銀行印・認印・守り印と細字先生を紹介させていただきました。実物の2倍の大きさに見える押印となり外に反れ上がる末広がりの手技は、役所や銀行の窓口の方を『すごい印鑑ですね~』とうならせていました。間違いなく『すごいですね~』と印鑑を見慣れているプロをうならせていました。


5月30日 細字孔文堂主 第18代 細字正男氏が永眠なさいました。これにて細字孔文堂印舗は450年弱のお役を閉じられます。全てに感謝を込めて報告申し上げます。2023/6/6 by  tayu