ごきげんよう
山椒の実 2023/6/30
東西明王堂の横の裏手に山椒が自生していました。土岐市の御人が『一杯山椒の若芽が出ていますよ ほら!』と教えてくださり、その日の夕方に再び行きますと、ピリリとした香りを漂わせながら、ダイナミックに自生しておりました。何物にも邪魔されずにのびのびと育っている気がいたしました。殺菌消毒・整腸作用に優れているとは、夏の暑さで弱った体をさりげなくカバーするための自然のお手配かも知れません。
絵の具を惜しんでは良い絵は描けず、モノ・カネ・智慧・など何事にも労力は惜しまずフル回転させながら使い、心豊かに日々を過ごす『出し惜しみをしない』と言う美学がございます。いくら自然のお手配とは言え、出力ばかりも時に許容量を超えては器が壊れます。
山野の賜物も、体に毒とならないように、ほどほどの食養生で梅雨の末期・盛夏を乗り切りましょう。2023/6/30 by tayu