ごきげんよう
語学研修中の遠足=バンクーバー= 2023/10/13
美しいですねぇ。頂いた時は滝壺の水が藍色に近く感じましたが、機器を経由すると少し変色してしまうのですね。
北アメリカの原住民のインディアンが、自生する藍で染めた衣服が蛇や虫よけに効果的である事を西部の開拓者が発見し、それを厚くて丈夫なズボン地に染めたのがジーンズの発祥と言われているようです。ローレンローレンローレンの西部劇の恰好良い主人公のスタイルに魅せられ、わずかな期間に共産国を含めた若者の服として定着していったようです。
人類が育ててきた自生の藍は、19世紀バーキンによって石炭から合成藍が発見されたり、石油化学の発展によって、藍に限らず多くの色をどの繊維にも染めることが可能になったので、私たちの今日のバラエティーに富んだおしゃれが可能となりました。
藍は特定の植物を指すのではなく、インジカンと言う色素を含んでいればすべてが藍の材料になるそうです。藍の色素を含む植物がその地に生育さえすれば染色が可能なわけで、全世界の自然風土に合ったものが藍の染料とされたという歴史があります。現在では殺菌・浄化力に優れていると聞いたことがございます。
その地で暮らす人に必要なものは必ずその地に用意されている、全世界の人に必要なものは、世界中にちゃんと用意してある、理論通りですね。2023/10/13 by tayu