ひろちゃんの絵　第三弾2024/8/22

紙袋だけは絵ではないだろうって感覚になりました。絵のレッスンで上京して、一心不乱に学んでいます。40日間1人で頑張っていますが、もうそろそろ大阪に帰ってきます。ご家族共々、経済的にも精神的にも大変なパワーのファミリーです。サラッと協力できる両親も偉いと思います。

相田みつをさんの『一途に一つ道、一途に一つ事』を思い出しました。なかなか今ではこの姿が見受けられません。同じく相田みつをさんの『あれもこれも欲しがるなよ』って言葉が当てはまりそうな姿が多いですね。あれもこれも、やらせたかったり、やりたかったり、欲しがったり・・・なかなか成就には程遠いかもしれません。

さてさて、＝挨拶について＝です。

お盆参りで小2のマーゴ兄と出会った時のことです。お寺さんや婿殿や周囲の大人達に挨拶をしていましたので、私の側にずっと寄って来ましたマーゴ兄を待たせる形になりました。大人達への挨拶が落ち着きましたところで、様子を見て、マーゴ兄は私の目を見て『お久しぶりです』と言いました。ハッとしました。きっと彼はこの言葉を温めていたのだろうと。あ〜待たせたものだと済まない気持ちを込めて『本当にお久しぶりです。ごきげんよろしう？』と。おまけに、大阪からお寺に来るまでの車内で、般若心経を練習していたと言います。なるほどねー、確かに練習効果は抜群にありました（笑）。この夏、私は挨拶にいじらしさを覚えました。

挨拶は『一挨一拶』から来ています。『挨』は心を開く、『拶』は心に近づくという意味です。自分の心を開き、相手の心を開かせ、相手の心に近づくという意味になりますかしら。

『おはよう』は朝から働く人に向かってかける、労いの言葉で、「お早くからご苦労様でございます」

『こんにちは』は出会った人の心境や体調を気遣う言葉で、「今日はご機嫌いかがですか」

『こんばんは』は相手の心に近づきたい、相手の気遣いや思い遣りが込められている言葉で「今晩はいい晩ですね」

いずれ、挨拶が心の奥底から発せられると、人間関係がスムーズに気持ちよく流れそうです。加えて、私はしばしば文の終わりに『互福』という挨拶言葉で締めくくる様にしております。      

                       2024/8/22  by   tayu