ごきげんよう
伊勢平野 2024/9/30
この辺りの土地の生り物は殆ど『食糧』となりましょう。現在、大変な土地もあれば、このように豊かな平野もあります。
医学的な難しい定義は分かりませんが、人間が色々な食品を調理して生活を続けていくことを『栄養』と言い、其れ等の食品の中に含まれている成分を『栄養素』と、究極言うのでしょうか。赤ちゃんは基本的に母親の母乳で成育していきます。この母乳には人の生活に必要な栄養素、タンパク質・脂肪・含水炭素・ビタミン・無機質など、一通り揃っていると言われています。この素晴らしい計らいに、ただただ、感動します。
炭水化物は血や肉の元になる栄養素、炭水化物と脂肪は身体を温めて内臓を動かす力の素、ビタミンは病気を防ぐこと・子供であれば成長を助ける、無機質は骨や歯の素になる鉄とかカルシウムとかがあたります。
昨今、食事の仕方や食事の量や果ては食事の時間帯など、また、食物の蘊蓄など世の中に溢れ、一つのブームを作り、廃れ、人は右往左往動きます。時代時代の気象などを含めた環境が異なり、日本列島の様に南北に3000kmもあれば適材適所の考えが必要でしょう。『これぞ正しい』と言うオールマイティー的な情報は相応しくないかも知れません。
食糧は人間活動の原動力だと考えます。『楽樂喜嘉』=身体がラク(楽)、心がタノシイ(樂)、心がヨロコブ(喜)、ヨロコビの足し算(嘉)の日常が存在する原動力だと考えます。しかし、日常に精神がこもっていなければ、『人間を養う』という食事にはならないかも知れません。
潑剌と毎日を生き、元気でいて、人には慈しみを持ち、時には親切を施しを与えて、初めて、滋養を与えるものが『食事』になる氣が致します。一つの自分の信念を確認して、『食のあり方に対する信念』(拘りではありません)を持つ時代になって来ました。これから、食糧のニュースも矢継ぎ早に報道されるかも知れませんが、一喜一憂するのではなく、『信念』の点検をして見ませんか?
2024/9/30 by tayu/