つぶやき by Tayu

つぶやき

ごきげんよう

エジプトナイル川のほとり


今日は桃の節句。華やかな飾りや桃の花の賑わいは、時代とともに少しずつ姿を変えているように感じます。けれど形が簡素になったからといって、心まで薄くなったわけではないのでしょう。忙しい日々の中でも、「おばあちゃんが先生のところに持って行き」とちらし寿司を届けてくださる気持ちや、旬のいちごを「今一番美味しいと思います」と手土産に手渡される時の優しさは、確かに今日も『桃の節句』は息づいていると感じます。



さて、今日の来客との話題は「これからの時代をどう生きるか」ということでした。学校での学びは長くて二十歳前後までです。その後の長い年月は、社会の中で揉まれながら生きていく時間です。点数や偏差値、勝ち負けは、その一時期の指標に過ぎません。本当に試されるのは、思い通りにならない現実の中で、どう立ち、どう歩くかという姿勢でしょう。




だからこそ、まだ起きてもいない未来を過度に不安がる必要はないのだと思いますし、不安は想像の中で膨らみますが、現実はいつも「今、この一歩」からしか始まりません。他人の目もまた、思うほど自分を縛るものではありません。それぞれが自分の課題で精一杯なのですから。評価を恐れて足を止めるよりも、自分に出来ることを一つずつ重ねる方が、よほど確かな前進です。その際は情報との関わりを充分に検討する必要があります。




そして、自分で出来ないことに無理に関わらない勇気も大切でしょう。『放る事』も大事に感じます。背伸びをして抱え込めば、いずれ疲弊してしまいます。出来ることに力を注ぎ、出来ないことは出来る人に任せる。そうして互いに補い合うのが社会という場です。完璧であろうとせず、今の自分に出来る最善を尽くす。それで十分なのだと思います。間違っても自分でコントロールできない事象にはアレコレソレドレと頭も口も突っ込まない事です。



人生は長いです。荒波もあれば凪もありますが、船を進めるのは、結局のところ今日の舵取りです。先の天気図を案じすぎず、周囲の視線に振り回されすぎず、静かに自分の針路を見つめる。そうして一日一日を積み重ねていく先に、それぞれの春が訪れるのでしょう。


春の羅針盤‼️点検してみませんか。2026.3.3  by  tayu