過渡期　2023/7/22

先回アップしてお知らせいたしました『かぼちゃ』の絵画練習をした高校生の作品です。今夏も絵画予備校で学ぶために上京するようです。さらに磨きを掛けるでしょう。今夏の作品が出来上がりますと上達具合がよくわかります。まさしく過渡期なのです。人はよく過渡期の状況を決定事項として決めつけた判断をしてしまいます。過渡期と言う言葉は、新しく生まれ変わる時期の事として受け取れば、過渡期transitionの次には変革を経て、発展期を迎え、絶頂期となり、やがて緩やかなカーブを描いてお仕舞いになります。このループの事を自然体とでも言うのでしょう。チューリップのように人間も咲けという事を自然体とは言わないと思います。

変革も変わってこそ新しくなるという意味にとれば、次々と変わり改まることは大変良いことになります。『進化・進可』です。これまではちょくちょく変わることが、どこかしら悪いことのように受け取られていました。立ち止まれば、それは停滞です。立ち止まって見ることも休憩することも、時には必要ですが、次のワンステップを踏み出す小さな勇気に繋がるとなれば理想型です。『革』は『革まる＝あらたまる』、命運が革まることを『革命』と言います。

一人の人として、日々命を革める事、変わってこそ革まること、大事と考えます。次回は『変わる努力をして革まっている15歳』を語らせて下さいませ。2023/7/22　by tayu