ごきげんよう
もうすぐです、春は。ムワオンの春の小川。
本当に、自然と人の営みはどこかで静かに呼応しているのだと感じます。会社の年度替わりも、学校の卒業や入学も、節目は決まって春なんですよね。努力の結果に沿ってそれぞれの道が開かれ、別れと出会いが重なり合う頃、決まって桜が咲きます。まるで人の歩みに合わせるかのように。ですが、年々、開花が早まり、『入学式の校庭の満開の桜』はほぼタイミングが合わなくなりました。因みに今年の開花予想は3月24日頃とあります。
ですが本当は逆の様な気が致します。人間の営みの方が、長い時間をかけて自然のリズムに寄り添う形で整えられてきたのかもしれません。寒さの中で力を蓄え、やがて芽吹く春を迎え、その循環を肌で感じながら、区切りを春に置いた。自然に合わせているのか、それとも自然が背中を押してくれているのか‼️どちらとも言えるし、どちらでも良いのですが。
桜のつぼみは、冬の間も黙って準備をしています。人もまた、見えないところで悩み、考え、耐え、力を蓄えています。そして時が満ちれば、それぞれの花が開き、結果に一喜一憂しながらも、その背景には積み重ねた日々があるのです。
春は「よくここまで来ましたね」と言ってくれているようにも感じます。たとえこの世の自分が望んだ形でなくとも、其々が進む道は、其々に一番相応しい道として必ず続いています。桜は誰の事情も問わず、等しく咲きます。人もまた、与えられた場所で咲けばよいのでしょう。天地万物の御恩は感謝してもしきれません。
自然の巡りの中に身を置くと、焦りが少しほどけます。急ぎすぎなくてよい、比べすぎなくてよい、と。冷たい冬の次には必ず暖かな春が来る。その確かさが、私たちを静かに支えているのだと思います。
素晴らしいですね。
人も自然も、同じ大きな流れの中にあるということが。2026.3.4. by tayu