ごきげんよう
東京の西空 2023/7/26
8月は1か月間の夏休みを毎年頂きます。今年も予定通り(笑)いただきます師走でもなく3月の学年末でもなく6月の夏越の払いでもなく、8月が私の『一区切り』です。先生は、事を起こす始発電車を作るのなら終電も作らなければ『事にケジメがつかずのんべんだらりとなる』と仰っていました。『終電から始発まで汽車が止まるやろ?貨物しか走らんのや。』要は終電と始発の『間』があるから社会にケジメが出来るという事でしょう。なので私は1年の12か月のループの中でこの1か月を『間=インターバル』として設定して講習会を100%お休みしております。
そのように思い思いして7月の東京講習会を終えて帰阪路、ぼんやりと何を考えることなく品川を出てすぐの西の空を見やりました。競ったり悲しんだり辛かったり…そんな尖がった空には見えませんでしたので、少し安心してセンチメンタルに先生のお言葉を思い出しました。
『僕は20年続けてきた、この理屈が将来皆を導ことにならなくても毎日コツコツとやってきた、いろいろな妨害も沢山有ったので現実を良く見比べて薄氷の上を歩くように生きてきた、正しいことをすれば物事は正しく動く、講習会もみんなが喜んでくれたら勝手に広がる、僕は時間内に通り一遍の事しか話せないので分かりやすく言ってやってくれ』この言葉は確か平成20年5月に伺った記憶がございます。
先生の思いのひとかけらでも遂げているだろうか。涙ぐみ掛けたその時、新横浜を知らせる新幹線の新しい明るくリズミカルなメロデーにオットットット2023/7/26 by tayu