ごきげんよう
飛騨高山のお宅の山 2023/8/19
名古屋にお住いの知人が今朝ほど送って下さいました写真です。岐阜県飛騨高山のご友人宅の裏山のイチイの木です。木漏れ日も明るくて神々しく拝見いたしました。神社ではないのでご神木とは言われていませんが、神々しさは『ご神木級』だと思われます。木々も300年立ち続けたらご神木に近く、風習・格言も1000年続けばそれは自然の摂理・真理であると先生は仰っていました。
日本各地には森の名前に神々が宿っていると伝えている例もあります。モリサン・モリドン・ウタキ・ニソetc.山の神や森(杜)の神が宿って居られると感じて名づけられていると考えますと、人々は木々と共存、森と共存、神々と共存しながら自然に逆らわず無理なく暮らすことを選択していたという事になりますか。なので、昨今のように突発的で不可解な事は自然には起こらなかったでしょうし、又、肉体が蝕まれたり壊れるようなことも無く、悠久の流れの中に身を任せ、生命を託されたのだろうとも思います。勿論、神の力で導かれたという依存ではなく、飽くまでも共存=けんかをしない歴史がある様にも思います。
ご神木表示がなくても、このイチイの木のように姿が神々しく老木で巨木で、第一、幾多の風雪をその場でジッと見て聴いて木肌で感じてそして今があるようなことに、私たちはもっと心を向けると良いのではと考えます。木漏れ日の気持ちの良いこと、今日もお陰様です。 2023/8/19 by tayu