つぶやき by Tayu

つぶやき

ごきげんよう

松の雄花  2024/5/6

我が家の松の木に花が咲きました、と言っても松の木の雄花です。雄花は花粉を蓄えているのでもう少しして枝を揺らすと黄色の花粉が飛び散る様です。雄花の先に雌花があり、雌花の鱗片の間から花粉が入り受粉となります。雌花が一年少し過ぎると、ご存知のマツカサになります。この松の木は20年くらい前に頂いたお正月の寄せ植えのメンバーでありましたので、花が終わった後に庭先に植え替えたものです。松の木🌲らしく(笑)大きくなって、今年この様な花をつけました。しかし、松の木の花は結構な歳月を経てやっと咲く事に驚きました⁉️


初夏の花木は芽が出たり花が咲いたり若葉が付いたりして『成長躍動』のイメージがあります。もつとも自然の現実の現象が流れているのだけなんですが。


日本では古くから貴木で『神がマツの木に降りるのを待つ(マツ)』と言われていたりもして、また、『松柏の操』、逆境のなかでも、信念や志を貫くことのたとえで使われます。意外と『松』にまつわる言葉が一般的に脳裏に焼き付いていないのは、古代より神聖な木として存在していたので特別な人々が特別な所で特別な日にしか関わりが無かったからではないかと想像できます。感性の上で古代から貴族のみが松の木を独占していたのでしょうかね。 


何でも独り占めはいけません。   2024/5/6   by  tayu