ごきげんよう
日本最初の妙見菩薩様 2024/5/16
昨日は私の兄の祥月命日のお経を頂きにお寺さんにお詣り致しました。左膝の具合が気になりながらのひと時は、寺空間に響き渡る読経や鶯のホーホケキョの声のみの異次元の空間で御座いました。お世話になっていますご住職様は、ハワイの曹洞宗のお寺で8年間御活躍でごさいました。今は妙見寺第17世の御住職につかれています。
北辰妙見大菩薩様は、北極星(北辰)を崇拝する妙見信仰から生まれた仏様です。時代と共に農耕神、地鎮神、鎮守神として広まった様です。「災難避け」「道中安全」のお働きがあるとは、長い歴史の中で民人が日常の中で経験した事から守護力としての実感が有ったのでしょう。それもそのはず、598年.蘇我馬子が創建されたと言う事ですから、1400年以上、無事なお姿で世の中をご覧になっています。
戦火を浴びても焼ける事なく残っていらっしゃいますので、『火伏せの妙見』として大切にお寺様が お守りなさっています。
妙見とは、物事を広く見渡せる優れた視力と言う意味と聞きます。朱札を御注文を頂きますと、お名前に必ず『妙』の右に一点を入れ九画にして書いて差し上げております。2024/5/16 by tayu