ごきげんよう
空って面白いですね 2024/6/6
空にポッカリ綿雲や入道雲を見ても人は立ち止まって歓喜はしないと思いますが、この様なダイナミックの空模様を見てしまうと、先ず『えっ』と言ってしまいます。
先生は『時たま、神さんは遊ばれるんやな』と仰っていました。遊ばれてるのでしょうか?関西では、このところ、過ごしやすい天気が続いていますので、夕日の光を愛でながら戯れにいらしているのでしょうか?
神社のお鳥居は、元々は、神社の本殿に太陽の光を迎え入れるものだったようです。神社やこ家庭の神棚にご神鏡と言う丸鏡があると思いますが、本殿の中央に存在するその丸鏡へと太陽光を届ける為の門の事を鳥居と言っています。これからは推測になりますが、その丸鏡で受け取られた太陽光を神様側から我々のいる空間へと放射状に放たれ始めるのではと思うのです。
古社には拝殿がなく本殿だけなので門からの光は直進するでしょうが、今現在では本殿の前に拝殿があるのですんなり来光も届かない様に感じます。しかし、元旦の山上や水平線に現れる初日の出は、多くの人々が無条件に合掌いたしますが、その姿は眼前の神々しさを邪魔するものが無く、ダイレクトにわが肉体に入り込むので感動する姿なのでしょう。
見えない世界が、空や雲や朝日や夕日に織り成す粋な『技』は、人間の内側に大いなる歓喜を与えますね。しかも、平等にです。実は、平等に光り輝く事を『神々しい』と言うのかもしれません。
2024/6/6 by tayu