ごきげんよう
東西明王堂の梅 2024/7/11
今年は梅が不作だと岐阜の会場で伺いました。梅漬け用の梅が入手困難とか、長野県まで買い求めに行った御人もある様です。恵那大不動明王様のお庭には立派な梅が成っております♪♪♪
盛岡にいます。自宅以外の場所からの初『つぶやき』更新です。盛岡の地元・文化情報を毎月下さっている有難い御人がいらっしゃいます。その中に岩手日報様提供の情報がございまして、今月他会場でも話しています『梅』に衝撃的な出会いを致しました。人生訓にもなる『岩手秘話』。少し紹介致します。
「越の梅」「白加賀」を主力品種に梅の木800本を栽培し、梅(自家栽培)・紫蘇(自家栽培)・塩以外のものは一切加えない完全無添加食品の『梅干し』。亡き母が編出した製法で今も尚営まれて大活躍中でありますのが及川農園様で御座います。他人には任せられない天日干し、人の口に入る食べ物を作るには農業技術が超一流でなければならない、ホンモノだと評価してくれる人がいる限りこの味を長く残したい〜を経営軸に持ち胸を張って営まれています。ここに至るまでのお話ですが
32年前、当時営んでいた民宿に京王百貨店の食品部門担当者が宿泊し、庭先の干していた梅干しに感激して、国内最大級と言われるほどの京王百貨店の物産展に抜擢され、また、物産展をご縁に全日空ANA国際線ファーストクラスの料理に採用され、機内食担当和食総料理長から『色んな食材を試したが、高度10000mでも味が変わらなかったのは及川農園の梅干しだけ』と評価されています。
本場紀州の有名な梅干しではなく、梅には不適地とされて来た東北の梅を用いた、及川農園様の素晴らしく高い評価を受けている梅干しが世界中を飛び回っている事は、生業への向き合い方が優しい真心一筋のお姿の反映だと、私も感動致した次第です。『初めに金儲けありき、初めに有名慾ありき』でないのが、先ずはホンモノです。『正真正銘の縁起』が商品に現れているのですね。
2024/7/11 by tayu