つぶやき by Tayu

つぶやき

ごきげんよう

平野  2024/8/2

本当に平野は『たいら』なのだと思います。この辺りはあまり災害のニュースもなく、この様に一面が緑ならば、見た目は涼しく且つ平和そのものに感じます。目から栄養が入ってくる、その様な感覚になります。人がボーとする事をお供に『旅をする』のは『栄養補給』を潜在的に欲しているのかもしれませんね。


丁度この辺りを通過しています時に読んでいましたのが『ウマは走るヒトはコケる』と言う生物学の本です。専門用語が随所に広がっていますので専門家の読む本と思われます、なので、途中飛ばしながら(笑)理解できる所だけ拾い読みしていました。進化の必要に応じて変化した過程が楽しめて、新鮮な視点で書かれていることに『原点回帰』の学びを得たり、シンプル且つ難解ながらも感動もしました。二例紹介致しますと


魚には頸がない

頭と胴の間がくびれていると抵抗が増す、尾ヒレを振ると頭には逆方向の力が働き、細い首があると体が大きく曲がる。泳ぐものは一塊にまとまっているのが良い。なので、頸は無い方が良いのである。

魚に頸は要らない

エサの近くまで行き口を開ければ、口の中に外から水が流れ込み、その流れに乗ってエサも勝手に入ってくる。水中では、地面の様に凸凹はなく、浮力があるのでコケる心配がない。加えて前後左右を見たり遠くまで見たり、足元を見たりするために必要なクビの動きも必要はないし、上下に振るクビがなくてもそれほど困らない。


因みに、クビには首と頸の文字があります。頸は頭と胴の間の細い部分、首は頸のみを指す事もあるが首を含めた頭部全体を指す事が多いとあります。頸は四肢類になってはじめて登場したものです。


自然界の生き物が持ち合わせています偉大なパワーやメカニズムを知る機会は、小中教育では何処にもなくまた、段階によっては説明を行ってはいけないことになっています。日常の暮らしにピタっと合い健康であり続ける為に『身体はどんな風に出来ているのかな』と理解すれば、健康の為に心構えも出来ます。例えば、コケれば痛いことくらいは分かりますから、要慎して正しく歩きます。見えませんが、人の『心の痛み』も互いに分かりあえる本当の人間になれるとも考えます。  2024/8/2  by   tayu