つぶやき by Tayu

つぶやき

ごきげんよう

陸奥の静かな初春

僅か1ヶ月前は寒くて寒くて雪混じりの強風で飛行機✈️も欠航した有様でしたが、今月はこの様に初春の風景が堂々としております。この春の風景も今年で20回目でしょうか、自ずと流れた歳月を感じながら、寒苦暑熱に遭っても、この静けさを保っている偉大さにリムジンバスの中より思わず手を合わします。


どんな寒苦暑熱にも〜という表現は『いろはうたについて』というコラムを書かれた伊藤五郎氏により知ったと記憶しております。100年くらい前にお生まれになった方だと思われますが、大変シビアなご意見を表明されていました。・・・小学校に入るとみんな『いろは』を習ったが草木の花が咲いた散る様に人生は無常で有り儚いものだと誤った事を習ったものだ・・・それは違うと。



伊藤氏によりますと、『いろは』47文字に過ぎないその解釈は、行間の眼に見えない文字を、出来る限りの心眼を持って触れなければならない。また、己の人格に己が手を合わせて拝む様な熟年の最高な境地に達する様にならなければならない。『いろはうた』はわずか47文字に人生の行くべき最高の指標を示して教えている。


『いろはうた』はブッタの熟年の思想を前提として空海が天地、大自然、植物から学び取った経験によって作ったものなんです。またの機会に講習会でお話ししましょうかね?完璧にショウワなお話になりますね(笑)。先生は社会はデジタル、心はアナログの時代になると仰っていましたので、ショウワのお話もたまには良いかも知れません。


明日からは上京して東京講習会を務めます。           2025/3/15by   tayu