つぶやき by Tayu

つぶやき

ごきげんよう


🐟 鯛・鱈・鱒の法則 ― 日常の言葉に宿る心の理 ―


言葉は、心の鏡です。

私たちは生まれてこの方、何気ない日常の中で、無数の言葉を使いながら生きています。しかしその一つひとつが、魂に響き、未来の出来事を静かに形づくっていることに頭の隅では分かってはいますが、何気ない日常ではどれほど気づいているでしょうか。忘れかけていますね。



私は長年の講習会の中で、言葉が人を変え、人生をも動かす瞬間を幾度も見てまいりました。『言葉って生きている、言葉ってその人間の正体』と何度も感じ、受け止めてまいりました。世間で話されます『タラレバ』、「鯛・鱈・鱒の法則」につきまして今日は話を進めます。



まず“〜したい”は「鯛」としましょう。

「したい」は願いのようでいて、実は“今は足りない”という心の波を前提にしています。従ってその願いはまだ「外」にある願いだと思います。“まだ得ていない”という思いが、無意識に不足の現実を呼び込み、その中に少し「我」が潜んでいるのではないかと考えます。けれども「〜できてうれしい」「〜ができることに感謝します」「成功を感じながら歩む」「愛を届けながら生きる」等等と言い換えるだけで、心はすでに満たされた状態へと転じます。理(ことわり)は、満たされた心に美しく響く様な氣が致します




次に「“〜だったら”は「鱈」といたしましょう。

これは現実から少し離れて、別の世界を望み、仮定の世界に逃げてしまう音(オン)です。仮定・逃避・今を否定する心から発している様に思うのです。「お金があったら」「時間があったら」「若かったら」「健康だったら」──この思考は“今”を置き去りにしてしまいます。理は“今この瞬間”にしか働きません。「だったら」を「だからこそ」「この状況の中で」へと転換するとき、そっぽを向きかけた現実は味方に変わるように感じます。




そして「鱒(ます)」。“〜します”という言葉。

これは心の方向を決め、決意し、理と同調する音です。言葉の中で最も力を持つのは、意識を行動に舵をきる時の素晴らしい『言霊』の響きや宣言する響きがある様に捉えています。「祈ります」「学びます」「感謝します」「幸せになります」「きっと良くなります」。「祈ります」は「祈り続けます」と言い換えれば更に良い波動となって広がりを見せる様になると思うのです。この言葉には、天と地とを結ぶ“誓いの波動”が安定して存在している様に考えられます。



「したい」は心の慾、「だったら」は逃げの声、「します、し続けます」は魂の行い。「したい」よりも「します」を。「だったら」よりも「だからこそ」を‼️この小さな心の転換が、日常に明るく安寧な光を降り注ぐ事になると思います。


言葉を整え心を磨き、理の流れを研ぎ澄ませる。今日も「します」と言える自分の波を生きましょう!「無理」「どうせ」は波を止めます。「おはよう」「ありがとう」「お陰様」の言葉は特に〝再起動〟してくれるのではないかと。(笑)( ◠‿◠ )



🐟🐟🐟『鯛・鱈・鱒の法則』を思いながら素敵な日常を創りましょう。2025/10/16 by   tayu

※本日使っています『理』という言葉はMWO OS理論の『理』の意味として書いています。