ごきげんよう
岩手県 早池峰山(早池峰神社 御祭神 瀬織津姫)
先月、林部智史さんのアルバムがリリースされています。
その中に、小椋佳さんが作詞作曲を手がけた『祈り』という曲があります。
〜〜人の弱さ 欲の深さ
時に人を殺める戰
今この日もすさぶ心
諍い事 絶えぬ世界
尊厳を持てぬ命
このままでいいはずがない さあ祈りましょう
人の世が平穏なれ
人々が平安なれ
人が人を侵さぬ世界
築くこと 祈りましょう
たとえこの身がかそけくとも
〜〜〜〜(省略部多し)
そんな歌詞の一節に、心がそっと揺れました。
今、世界のあちこちでも、我が国でも悲しく憂いある出来事が続いています。ウクライナの地でも、イスラエルやガザの地でも、老若男女、人々が苦しみ、涙を流しています。誰かの家が壊れ、誰かの命が奪われています。国の違い、宗教の違い、立場の違いを超えて、ただ「平和でありたい」と願う心は、地球上の誰の胸の中にもあるはずです。けれどその思いが届かず、争いが止まらない現実を前に、いつしか『かと言って私に何が出来る?何もできない❗️』と傍観的になってしまい、とうとう無力さを感じることすら通り越して行きます。
それでも——
小さな祈りでも、針の穴くらいの意味があるだろうと、思いたい自分がいます。一人ひとりの心の中で生まれる「平穏を願う気持ち」が、やがて世界を包む大きな優しさにつながるかもしれません。私達は世界の大きな動きを変える力は持たないかもしれませんが、祈ることは出来ます。今日という日を静かに過ごせることに感謝しながら、遠くの誰かの安らぎを思い、祈ろう❗️と考えます。
精神的にも、肉体的にも、対人的にも、そして経済的にも、すべての人に穏やかな時間が流れますように。怒りや悲しみではなく、思いやりと真心の光が広がりますように。この小さな「祈り」が、少しでも世界のどこかに届くことを願って——。かそけくとも。ひとしずくの祈り🙏大切かもしれません。
その歌詞に心が静かに揺れましたが、衝撃的な歌詞でもありました。 2025/10/11 by tayu