盛岡地方裁判所構内　石割桜

先日、寒そうな初夏(笑)でしたので、少しばかり張り切って盛岡散歩を致しました。盛岡地方裁判所までは中央通りをブラブラと30～40分.

樹齢360年を越える一本桜のエドヒガンサクラ。1923年大正12年に国の天然記念物に指定されています。1923年と言えば関東大震災の年ですね。又、明治初期は桜雲石と呼ばれていたそうです。南部藩主の家老の庭の巨石が、1708年6月17日に落雷を受け、その巨石の割れ目にエドヒガンザクラの種子が入り込み、それ以来、成長し今日も生き続けている様です。不信心故の落雷を恥じ、改めて信心し祈り直すため雷神堂を建てたときの土台にした石がこの巨石です。雷様が落ちた場所は神聖視されてきました我が国ならではの優しさの守り方でしょうか？なんと幹の周囲は4.6M、高さ10.8M　開花時となりますと東西17M,南北12.8Mのダイナミックさで桜が咲くそうです。以前、確か兵庫県の相生辺りのニュースで、アルファルトの道路から、突き破って大根が育っておりましたですよね？『ど根性大根』とか言われておりました。自然の力には感服致します。自然の前では、人間なんて・・・本当にちっぽけで甘えん坊であります。人間なんて・・・平気で偉そうにしてるんです。2022/6/14　by tayu