ごきげんよう
途中まで 2023/7/5
最近、姿を見ていなかったので『何処へ』と思いながら暮らしておりました。大雨やら湿度の高い日々やらカンカン照りやら、苦手な天候が続いていたので、凌げるところに避難していたのでしょうか? エライエライ!私がお玄関を出て行く時間は基本的に決まっています。出張の時も乗ります電車は同じ時刻なので、お玄関を出るのもほぼ同じ時刻です。どうやら察知力の優れたセキレイのようです。お名前は付けていませんが、いつも同じ掛け声をかけます。ラッキーサンキュウ!ラッキーサンキュー!と二度ばかり。今日は途中までついてきました。カメラを向けても、このように飛び跳ねるポーズ。なんとなんとデス。
『わらしべ長者の経済学』(梶井厚志)にブータンで語られます話があります***ある男が畑を耕していたら宝石が出てきた。すると、宝石を馬と交換してほしいと言う人が現れ交換して馬を得た。次に馬は牛に変わりそして羊になり繰り返しているうちに鳥一羽になった。鳥が欲しいけれど交換するものが何もない。自分の知っている歌を教えるから鳥との交換をのぞみ喜んで鳥と歌を引き換えた。そして歌を口ずさみながら幸せな顔をして立ち去った。***と言う話です。
客観的な価値が低くても自発的な交換により、交換前より幸せな状態になって全員が利益を得ることが人生を生きる上で大事と言う事でしょうか。自発的な交換こそ価値を創造すると筆者は訴えているのだ思います。高校生にこの話ができる今日の朝に、鳥一羽ラッキーサンキュウに出会えるなんて!ブラボー。2023/7/5 by tayu