日本習字　原田観峰師の書　2023/7/19

私はしばらくの間、日本習字を習いました。ごつごつしない滑らかさが大好きでした。数年後、滋賀県の蛭谷の小椋邸にご縁が出来まして月に一度通うことになりました。その小椋邸の会合にあの『ありがとうおじさん』も御出席になっておられ、親しくご縁を賜りそちらにも伺うことになりました。小椋邸から少し奥に入ったところに日本習字の学び舎があることを知り、観峰師も居住まいされていたようでした。観峰師は小椋邸が留守でも一人上がりお茶を戴かれていたそうです。小椋邸の押し入れには観峰師の作品がゴロゴロしており、私の感覚ではとんでもないほどの師の作品が無造作に投げ込まれていることが衝撃でありました。何も思わず始めた日本習字、蛭谷、ありがとうおじさん、観峰師の作品と不思議なご縁の連鎖を、今振り返りますと凄すぎますねぇ。

その中の作品を御紹介致します。

外で打ちのめされても家に帰れば楽しさ残り半分あるではないか、収穫有ればドーンと喜び連れて帰ってこい、分かち合おうではないか！気持ちが暗くならなくて人生右回転して流れ着きよろしく送れそうな、そんな気持ちになります。

思いだしました、喜びと言えばこの言葉

喜べば

喜びが

喜んで

喜びながら

喜び連れてやってくる。　2023/7/19　by tayu