つぶやき by Tayu

つぶやき

ごきげんよう

快晴 岩手山  2024/1/12

盛岡にしては年ごとに暖冬のようですが、どうかすると軽いジャケットでうろうろ出来る土地に暮らしていますと、寒さはドラマチックであります。18年くらい訪盛しておりますが、1

、2月は道路も雪、建物には氷柱、道はアイスバーンなどなど歩行も大変でした。それでも冬景色の珍しさに喜んで、歩くのも牡丹雪が降るのも全く面白がっておりました。最近は道路もアイスバーン状態も訪問中は見受けられず、確かに『雪』は少なったと感じております。しかし、しかし、問題は寒さです。陸橋を渡る時、皮膚が破れそうで頭が壊れそうなほど寒さを経験し(笑)『北国』を実感しました。


三日目の朝はこのように大快晴で、これまた、美しいお姿を拝見出来ました。うわ~素晴らしい!ホテルの窓越しの街を歓喜してしばし見ておりました。昨年秋あたりから岩手山には大変な勇気を頂く美しさ、朝日を浴びてお山全体で黄金の光を放つパワーに自己内を大掃除して貰ったような気分にもなり、岩手山から頂き物ばかりしている様に感じて、何もできずにいる自分を恥ずかしく思いました。


岩手にはビッグな若人が多いようで世界中に好印象が駆け巡っています。大谷翔平さんは勿論ですが、大谷翔平さんの花巻東高校の先輩の菊池雄星(32)さんも盛岡のご出身で有られます。あまり報道されていませんので、ほんの少しお伝えいたします。岩手日報1月1日参照。


菊池雄星さんは『施設を通して限界をぶっ壊し自らの可能性に出会ってほしい』と最新機器(投球の軌道や回転数を計測するトラックマン、スローモーションカメラの動作解析)を備えた屋内スポーツ施設を11月オープン予定で建設されます。高校生たちの練習や交流拠点として地域に開放するほか、自らもシーズンオフには利用するという事です。花巻市総合体育館隣接地に鉄骨平屋1400平方メートル、総事業費は明らかにされていないが菊池雄星さんが全額負担する意向とか。私が関心を持ちましたのは目標設定とか「こころ」の指導やトレーニング法を助言する専門スタッフを配置、パブリックビューイングに活用が出来る中庭、ラウンジ、大リーグ仕様のロッカールーム等見えないところへの気遣いにあります。


菊池雄星さんは、~正しい知識と環境、頑張る方向と頑張る順番が重要。正しい目標設定を繰り返しながら努力することが大事、色んな分野で必要とされて活躍できる人材を作りたい~と纏められています。野球そのものではなく社会で活躍できる人材育成の構想に、甲子園を沸かしたとは言え、あまり表に出ず、ジッと温めてきた若干32歳の大きく素晴らしい心意気を感じます。お見事としか言いようが有りません。

2024/1/12 by tayu