ごきげんよう
古札焼納祭 石上神宮 2024/1/15
本日は午前10時から奈良県の石上神宮で執り行われます焼納祭に参りました。皆様からお預かりいたしました昨年の御守印や、注連飾りや、私の華鶴の失敗作(笑)のお焚き上げをお願いいたしました。宮司様を初め神職の方々の祝詞や見守りの中厳かに執り行われました。昨年の喜びも大難は小難に更には除難にて無難の皆様の暮らしの感謝を代表して厚く申し上げました。昨年は神社のお使いの『鶏』さんの戯れ姿をアップ致したと記憶にございますが、10時前に小雨でありましたので、専用小屋で『コケコッコウ』と泣いておりました。鳥は鳥でも鶏は『絶対落ちないトリ』らしく合格祈願の絵馬も見受けられました。石上神宮は古事記や日本書紀にも既に記載があり崇神天皇7年建立とありますが、西暦何年と言われても、古すぎてよく分かりません(笑)日本で一番古い神宮ともいわれております。又、崇神天皇は120歳まで在位と言う書物もあり(笑)、ここまで来ますと、『人間?』と思ったり、意外と樂しい歴史であります。今年の初めの睦月のわが行事を無事終えました。
この石上神宮は平成4年ころからご縁を頂きました。境内敷地を外れて山野辺の道の端を入口といたしまして『お山』に分け入りますと『ヒノキに宿られる神様』がいらっしゃると言うので、数年間、大晦日近くになりますと御鏡餅として2升餅を自宅から持ち運び、3人の娘と共に神酒・御饌を木の元にお供えしたものです。山笹を分け入ってやっとたどり着く感じを娘たちは抱いたと思いますが、今回30年近く振りにお山に入りました。台風など影響か随分木々が倒れていましたが、手の及ぶあたりは整備もされておりました。幼かった頃から勉学に勤しむ二人のマゴーの母になった娘は、私の足元を氣遣ってくれながら、又、思い出話をしながら、露払い(笑)をしてくれました。なんとなんと、ご神木としての御幣が巻かれておりました。当時はご神木の認可(笑)も無く参りましたが、今回の事で『やはりご神木だった』と判明して安堵を致しました。30年前のご縁が皆様のお手伝いと言う事で再現となりました。良くもまぁ幸せな事!と感じ入ります。そしてこの理論の柱である『起きることは必要な事』を30年間を要して身に浸みこませました。
善悪の事象も、一寸先は一般的には分からないものです。しかしながら、行くは一筋人の道。一足飛びにことは成さずに次第次第にってことを肝銘して参りたいと思い思いしながら帰路につきました。 明日はヒノキのご神木の写真をご紹介いたしましょう。 2024/1/15 by tayu