つぶやき by Tayu

つぶやき

ごきげんよう

沿線の駅の屋根のセキレイ

セキレイが飛び回る季節になりました。遠慮がちな鳴き声も街音に混ざり程よくてホッと致します。南河内のこの街は今日も穏やかそうで有ります。最近はAI情報にしばしば触れる事がありまして、頭がカチコチに固ーくなっているようにも感じていたところの出逢い(笑)でしたので嬉しいですね。


さてさて、少子高齢化は社会を縮小致します。因みに昨年2024年の出生数は凡そ72万人少々、私の長女の時、昭和50年凡そ190万人、長孫の平成14年は凡そ115万人少々、末孫の令和元年は86万5000人少々。この様に羅列致しますと少子化現象がよく分かります。日本企業が早く海外のお客様を対象にしたビジネスを展開しなければならない所以であることもわかります。ハード面のことはド素人ですからさておき、ソフト面では少しお話が出来るかと思います。


本当のローカライゼーション❣️

海外ユーザーのニーズに日本企業が理解しきれていない所に、掴みきれな原因があり、海外進出がギャンブル的になってしまうと見立てているのが現実です。ところが、海外進出を大成功させた地方の企業が御座います。岩手県の伝統工芸品である『南部鉄器』を製造する岩鋳(盛岡市)様です。今や欧米の小売店では『IWACHU』と言えば通じるほど浸透しており、売り上げの4割は海外市場からだと言われています。成功原因は、製品に対するユーザーからの評価や生の声を聞き要望を叶える為に技術開発に2年がかりで尽力された結果な大ヒット、黒い鉄瓶からカラフルなお急須に。


国内でヒットしているから、日本人の好みに合わせて開発した製品をそのまま売り出したり、日本人に受けたキャッチフレーズをそのまま翻訳したりしても、成功するとは限らないと言う事でしょう。かつてはユニークな製品で世界を席巻した日本であっても、今や発想の大転換をする必要が有ります。欲しい、買いたい、と言うユーザーさんに『最適化』する努力が必要なのでしょうね。岩鋳様の大成功のお話に、『海外進出は大企業だけの話ではない、あまり知られていない田舎街の中小企業にも対等のチャンスがあり、且つ勝機がある』ということを強く思いました。19年間ほぼ毎月開催して下さる盛岡講習会の街に世界が認める企業さんがある事に嬉しさ満杯でございます。


日本(日本人)の殻を破る‼️これでなければならないと言う拘りの殻を破る‼️持たなくても良い自尊心の殻を破る‼️思いばかりを募らせすぎてはいないかと気付いて固まった殻を破る(思いは重い、オモイと同意)‼️勝手に決めつけ過ぎると行き詰まる(息詰まる)


理解できなくても知らなくても勝手に屋根に止まっても怒られないセキレイの世界とは無関係で有りますが、我々人間社会には気にかけて注意しながら生きていく事がたくさん有ります。経験如何により『感動格差』も生まれるでしょうから、高見を経験しながら感動して即動きましょう。2025/5/31  by  tayu