小さな窓口

2018年2月

一方向性社会から全方向性社会へ 心の働きが大切。自立が大切。

2018年はどんな年になるのだろう。
この一年、無事に終えたい心が湧き上がる。

加速(的) =スピード→ハイスピード→超高速か=

経済・政治・企業・教育・医療技術・マネー・・・ どの様な分野も今までにない速さで、今までにない知識や智慧を生かして、今まで見たことも経験した事もない進化を見るのであろう。この加速的な流れに帯同・同行・合流できないヒト・モノ・コトは次第に消えて行くのだろうか・・・。“潮の流れに乗れ”とよく言われるが、一番必要なことは“常識”と言われた事にとらわれず、旧来の観念に固執もせず、進展状況に目をそらさず、果敢に自分を克己して励むことだろうと考える。苦労人の多い昭和生まれは大きな波をかぶり、世渡りが難しいと感じることも多いはず!!
時代から学ぶ
変化を楽しむ
華麗さはないにしても、“いい味”を出している、あの“いぶし銀”と言われる人間として智慧を提供しながら生き残りたく思う。

地位慾・名誉慾・金慾から楽しい自由感へ

師から教わったことは、欲と慾とは違いがあるということだ。

ヨクは「谷」や「欠」が人生の中で生じたときに、「谷」や「欠」を埋めたいというヨク
その為に一生懸命考え、思い、行動して幸せになることや豊かになる事に励む、自分を犠牲にしなくてもよいヨク

ヨクは 「あるのにもっとほしい」一心で人を泣かせて業利を貪り続けたり、人を引きずり落としてお金儲けのみに徹したり、要するに下心のあるヨクと聞いている。下心とは、昨今の忖度=根まわし=目に見えないつながりのことだろうと思うが、この下心も秘密であったはずのことが、次から次へと若い人の息吹によって世に晒されてしまう流れも感じる。
十代のスポーツ選手から「楽しんでスベッていたら出来ました」と超天才的な発言や自己誇張の目的ではなく、本心から可愛い笑顔を混じえている様子を微笑ましく見ている。「勝て勝て負けるな勝て勝て」のスポーツ界のイメージが若い天才的なお子達によって刷新されている事に嬉しく思う。「勝て勝て」「負けるな勝て」を脳に刷り込むと、負けた時に人生の敗北者と思うであろうし、勝てば勝ったで人生の勝利者と思い込んでしまい、命を宿し生きている人間のステージが大変窮屈な氣がする。なので、心を緩ましてプロセスを楽しい自由が溢れる精神に切り替わる時代が来た様だ。

人と人とのつながり =コミュニケーションの有り方=

確かに器(械)の時代=ロボットの時代(AI)に移行するのだろう。スマートフォンもPCも、私も仕事に応用する日々。自動車もハンドル走行の手動運転から名実ともに自動運転に。おひとりさま生活も増えるデータもある様で、心と心を交じえ通いあって話をすることが希薄な社会に移行することは確実と聞く。新しい時代に進化し続けるアイテムが人と人とのつながりを保つ道具になればベストだと思うが、依然、過渡期にあるので右往左往してしまいそうだ。AIは意味が分からないそうなので、人間の出番は「意味」を話せる様な場を経験すると良いかなあ・・・と自分自身も「意味を明るく素直に」語れる学びを2018年は積み重ねてみたく思う。今は思うだけだが、そのうち、なんとか・・・。
今までは、お名刺も沢山必要だった。今後は、人と人とのつながりが至福の関係を構築する社会になりそうなので、余り多くの人とは交わらない氣がする。

  • 必要に応じて人とめぐり合い
  • 必要に応じて人とつながり
  • 必要に応じて互いの福をつくりあう

全方向性社会 許しあえる愛の世の中

「気をつけっ。前にならえ。全体っ止まれっ。やすめ。なおれ」
私の小中時代の運動会の先生の声、今は消えつつあるそうだ。それはそうだろう。戦時教育から縄文人の育成へとすなわち一方向性を保ち、団結して努力と頑張りと辛抱と忍耐と貧しさと・・・、一方向を向かざるを得ない社会の要素が出揃っていた。今の若者は樂しさや自由や進化をモットーに氣楽に過ごしている。その中に於いても、我々大人の言葉や行動を厳しく見逃すことなく視ていそうだ。しかし、それを攻撃せず、自分のペースで自分の道を歩いている。彼等にはきっと、1.自分の為になる楽しい人 2.自分とは無関係の同じ若人 3.どちらにもつかない人 と3つに分けて、3つとも存在を尊敬し踏み込まないでいるルールがありそうで、又、そうだと分かると「頼むよ!!」と声をかけたくなる。全方向性を生きている若者を片端から「ダメだ」と決めつけてはならない。そんな世の中になるのだろう。ここに昭和観念を卒業する必要性を見る。しかし、人間が穏やかにいつの時代も変わらず存在しようと思えば、どんなに加速化しても愛という天・宇宙からの贈りものを忘れてはならないとも思う。

当に愛・氣の時代

加速(的)、根まわし、自然の極端な変化、怒り、火(地震や噴火)や水(豪雨・池・ダム)の異常な暴巻。大変負の言葉が飛び交う年だからこそ、真逆のことを考える日を一日でも多く持ちたい。
【つながり合い】という言葉が今年から各方面で聞かれたり実際に現れたりするであろう。【つながり合い】は大変プラスな方向で今年の社会現象にもなると思われる。

産まれたすぐの赤子は、この世がどんなところか、自分はどんなところで生きて行くのか、今周りにいる人たちの心はどんな心なのか、自分の命の誕生をどれくらい祝ってくれているのか、スピーカーからの音楽は素敵なメロディーだ。まわりの人はどんな顔の人なんだろう・・・と必死になって感じとっているそうだ。この感受力たるや、負でも正でもなく、世で言われる0ゼロの中立なエネルギーなんだとか。『最高に大自然の大威力によってこの世に送りこまれた命なので、親も大人も愛や愛情が充満した日々を励む。愛をベースに持っている人間は、辛い・苦しいが攻めこんで来ても、豊かさや楽しさや喜びが内側からニョキッと出て来て、その人間の氣をドーンと押して表に出してくれる。どんな時でも明るい言葉を話せ。どんな時でもニコッとしろ。』と師が話された事を思い出す。

そして講習会では『其々の人の運命を良くしてやってほしい。特に子供達の運命を良くしてやってほしい。塾や学校は人生道場でなければならない』と託された。

2018年新春、未熟な私にも氣合が入った(笑)

2018年のご提案の巻 あはあはあははははーーーーー

孫が小学生の時に走り書きしたメモから、

人は何から生まれて来たかわからない
だから、おもしろい
人は何かわからないからおもしろい
あはあはあははははーーーーー